夏も終わりですね。
oedo07 - unasuke - Rabbit Slide Show
埋め込みがあまりうまくいかないので上のリンクからお願いします。
スライドの中でも参照したのですが、もともとこれはこのブログの1記事として出す予定のものでした。
ただ、tqrk12のときに大江戸Ruby会議の登壇者を募集していると聞き、じゃあこっちに回してしまえということにしました。
今の僕に理解できるのは、表示が絡まない部分のみなんですよね。GTKで書かれているところに関しては全くわかりません。また、slide.rabbit-shocker.orgも、Rails、Sinatraくらいしか触ったことのない僕にとっては、サッと読んだ程度では理解に相当時間がかかりそうでした。
とはいえ改善点は見えているのでそのうちパッチを送りたいと思います。
PowerPointやKeynoteを用いた、デザインの優れたスライドをRabbitで作成するのは相当大変です。ではなぜ僕がそうするのかというと、発表でも話しましたが、過去の自分の資料が見られなくなってしまったからです。
PDF等に書き出していなかった自分が悪いといえばそれまでなのですが、プロプライエタリではこのようなことも起こりえます。
立てました。
主にMastodonでは末代(@unasuke@mstdn.maud.io)に軸足を置いて色々やっていました。しかし自分自身がRailsアプリケーションの運用を業務で担当しており得意とすることから、やはり自分のドメイン下で動かしてこそだろうと思いsingle user instanceを立てることにしました。(以前にも非公開で運用していたインスタンスはあったのですが、解消できない不具合があり閉じてしまっていました)
Kubernetesの勉強と書いたように、GKEの上で運用しています。費用を抑えるために全てのPodをPreemptible VM instance(最大でも24時間までしか稼動しない)上に配置しています。これはちょっとまずくて、Redisも24時間で自動的に再起動になるのでキャッシュが揮発してしまいます。この辺をなんとかしないといけないなーと思っているので、まだ積極的にリモートフォローはできない状態にいます。
また、このインスタンスでのアカウント作成を開放するつもりはありません。そもそもこのドメイン以下にアカウント作りたいか?という問題、特に今の構成では安定性が保証できないという問題などがあるためです。 5人以上が月に数百円の運営費用を負担してでも、というのであれば検討はしますが、基本的に開放は無いです。
スライドつくりながら、これになることばかり考えている
— うなすけ (@yu_suke1994) 2018年7月8日
第133回 夏休み特別企画・夢の仰向けUbuntu生活:Ubuntu Weekly Recipe|https://t.co/JqWu8qNOVX … 技術評論社 https://t.co/mWT75PMzGv
僕が今使っている椅子は、上京したときに買った安いもので、ずっと座っていると腰が痛くなってくるし、角度によっては酷く軋むので、あまり集中して作業のできるものではありませんでした。
そんな訳でもっぱらベッドの上で作業していたのですが、胡座も長い時間は続けられませんし、寝転がるのも首を上げなくてはならず、どちらにせよ長時間の集中が厳しい状況にありました。(ノートPCです)
もちろん良い椅子を買うことも検討しましたが、とりあえず安価に始められそうということで、前述の記事にあるような寝転がったまま作業ができる環境を整えることにしました。
以下の物品を購入しました。
品名 | 価格 | 参照先 |
---|---|---|
メタルラック棚板 幅130cmタイプ MR-1346T * 2 | ¥9,892 | https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=K546794 |
【4本セット】メタルラックポール 120cmタイプMR-12P | ¥2,894 | https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=K540357F |
メタルラック用 大型キャスター MR-475C 4個入り | ¥2,138 | https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=K539420 |
ナベ頭小ねじ(鉄/ユニクローム) M4×50 1パック(70個) | ¥496 | https://ihc.monotaro.com/item/C05503601/ |
Dell 23.8インチワイドモニタ P2418D | ¥33,458 | https://www.dell.com/ja-jp/shop/accessories/apd/210-amxb?c=jp&l=ja&s=dhs&cs=jpdhs1&sku=210-AMXB |
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード - 英語 | ¥10,962 | https://www.lenovo.com/jp/ja/accessories-and-monitors/keyboards-and-mice/keyboards/KEYBOARD-US-English/p/0B47189 |
合計で¥5,9840 でした。上の価格には配送料が含まれたりそうでなかったりしますが、良い椅子(ここではバロンチェアとする)より安価に済みました。
これはメタルラックにディスプレイを固定している部分です。
すごく廃人っぽいです。
総合的には快適です。皆さんもどうですか。
2018年の7月14日はRails Developers Meetup 2018 Day 3 Extreme、 15日は高専カンファレンス in 東京 2018、 16日は高専DJ部 #19、 という非常に詰め込まれた3連休でした。
それぞれでブログを書くほどの気力がもうないので、この1本にまとめて書きます。
発表資料です。
Railsdm 2018 day 3 extreme - unasuke - Rabbit Slide Show
「Railsのissueを毎日読む方法」という題で登壇させて頂きました。
実際のところ、pixivFANBOXでのwatchは結構継続できており、ありがたいことに支援者も6名ほどおられます。
スライド内のコードの一片もなく、技術というよりは心構えに関する発表でした。その割には良いと言ってくださる方がいらっしゃったのはとても嬉しかったです。
うなすけ pic.twitter.com/hL0Rw6I4QA
— ゆーけー / Yuki AKAMATSU (@ukstudio) 2018年7月14日
#railsdm うなすけさんのAMAへのセルフ質問、最高によかったですね
— tatsuosakurai 🍺🤖 (@tatsuoSakurai) 2018年7月16日
ちなみに、Rubyはwatchしていません。mruby/mrubyはwatchしています。理由はRubyの開発の主戦場がGitHubではないからです。
発表資料です。
kosenconf in tokyo 2018 - unasuke - Rabbit Slide Show
高専カンファコミュニティと僕の関わりについて、もしくは他のコミュニティとの関わりについて僕の心構えとこれまでについて発表させて頂きました。 また、当日スタッフのような感じで、第1会場の録画を担当しました。
railsdmでもそうですが、最近はよく僕の顔写真がインターネットに出回っているので、現実空間でお会いした方に認知されていただいているので有難いです。
うなすけはこんないい話しないよ、これはうなすけのニセモノだよ
— ごさいようじょ (@tochikuji) 2018年7月15日
AMAブース開きました! #kosenconf pic.twitter.com/N66MXOizfF
— あそなす (@asonas) 2018年7月15日
うなすけさん、実在していた! #kosenconf
— 湊川あい🌱マンガでわかるUnity Web連載中 (@llminatoll) 2018年7月15日
これはもともとasonasさんが運営の主体だったのですが、高専カンファ in 東京 2018の運営で忙しいということもあり、前回くらいから運営のお手伝いをしています。 あと、今回はDJはしていません。
前日のカンファでも、イベントのさ中でも新規入部希望者がいらっしゃったのはとても嬉しいです。
#kosendj pic.twitter.com/8tty1mueDp
— dachiba (@dachiba) 2018年7月16日
ギュッとなっていて、楽しかったですが、体力の衰えも感じました。今後もやっていきましょう。
RubyKaigi 2018のLTにCFPを提出しましたが、残念ながらnot acceptedとなってしまいました。
なので、その内容を先日開催された表参道.rbで発表してきたのですが、LTにする過程で端折った様々を補完するために記事にまとめました。
発表資料自体はここにあります。
https://github.com/unasuke/omotesandorb-35
mail.gemはRubyでemailを扱うためのgemであり、actionmailerの依存関係にも含まれるように、世界中で使用されているgemです。
mail | RubyGems.org | your community gem host
rails/railsのCIでは、以下に示すように警告が有効になっています。
# Run the unit tests
Rake::TestTask.new { |t|
t.libs << "test"
t.pattern = "test/**/*_test.rb"
t.warning = true
t.verbose = true
t.ruby_opts = ["--dev"] if defined?(JRUBY_VERSION)
}
さて、ruby-head、つまりRuby 2.6以降では、以下のようなcase-whenに対して警告が出るようになっていました。(余談を参照)
case cond
when 1
do_something
when 2
do_something_another
end
そして、Railsはruby-headでもCIを実行しています。そのなかで依存しているgemのコードに、whenが1段深いインデントをしているものが含まれていたので、CIで大量のwarning messageが出るようになってしまいました。
https://travis-ci.org/rails/rails/jobs/365773392
依存しているgemのうち、簡単に直せるものについては次のようなpull reqによって修正されています。
しかしmail.gemについては、そのgem単体で発生しているwarningが多く、修正の手間が大きいのではないかという懸念がありました。
そのようなことを @koicさんや@yahondaさんが #asakusarb にて話されており、偶然その近くにいた僕が興味を持ってやってみようということになりました。
まずは、警告が出ているコードを見てみます。中には確かにインデントの揃っていないcase-whenがありましたが、それよりも僕は次のコードに疑問を抱きました。
when 36 then
begin
local_dot_atom_pre_comment_e = p-1 end
begin
local_dot_atom_e = p-1 end
begin
address.local = '"' + qstr + '"' if address end
begin
Ruby では、次のような後置ifがある場合に、その条件が偽であれば前置されている式は実行されないという文法があります。
puts 'message' if false # この場合 'message' は出力されない
このときにifにendが続いてblockになっている場合、後置ifのような動きをするのか、それとも前置の式が評価されてからif blockの中に入るのか僕は即座にはわかりませんでした。
そこでその場にいらしていた @amatsuda さんに伺ってみたところ、そもそもそのコードは何らかのツールにより生成されたもののように見える、というアドバイスを頂きました。
自動生成されたコードであるならば、その成果物に対してあれこれ修正するのは再度生成した場合に全て上書きされるので、無意味となります。生成元に対して何らかの対処をしなければなりません。
それでは、mail.gemのRubyコードは一体何によって生成されているのでしょうか。
コードの生成といえば、何らかのスクリプト、あるいはタスクランナーによって生成されることが多いでしょう。例えば一般的にはMakeがその役目を担うでしょうし、RubyのプロジェクトであればRakeも使われます。
というわけでRakefileの中を見てみると、どうやら ragel
というコマンドを呼び出して、 .rl
から .rb
を生成しているようです。
https://github.com/mikel/mail/blob/fbc5d91ae9b68b3c4ad450a22055a74dfce1caf9/tasks/ragel.rake#L12-L21
# Ruby parsers depend on Ragel parser definitions
# (remove -L to include line numbers for debugging)
rule %r|_parser\.rb\z| => '.rl' do |t|
sh "ragel -s -R -L -F1 -o #{t.name} #{t.source}"
end
# Dot files for Ragel parsers
rule %r|_parser\.dot\z| => '.rl' do |t|
sh "ragel -s -V -o #{t.name} #{t.source}"
end
ragelというキーワードでGoogle検索してみると、次のようなるびまの記事が見付かりました。
記事によると、Ragelはステートマシンコンパイラのようです。emailのデータをパースするのに使われていそうだ、というところまでわかりました。公式サイトは以下です。
http://www.colm.net/open-source/ragel/
ひとまずRagelをcloneして、内部を眺めてみることにします。
公式にもあるとおり、以下のようにしてRagelをcloneしました。
$ git clone git://colm.net/ragel.git
さてここからどうすればいいのかがわかりませんでした。READMEはありますが非常に簡素なもので、コンパイル方法がわかりません。僕は普段はRubyで開発しているので、C言語で記述されているプロダクトのビルドの作法に疎いのです。
しかしREADMEには Colm is a mandatory dependency.
という記述があり、とりあえずそれが必要であることはわかりました。
なんもわからんhttps://t.co/8o5oaN7zfZ
— うなすけ (@yu_suke1994) 2018年4月12日
先程RagelをcloneしたURLにも含まれるように、Colmが同じドメイン下で公開されていました。
http://www.colm.net/open-source/colm/
公式サイトの記述に
Colm is a programming language designed for the analysis and transformation of computer languages.
とあるように、これはプログラミング言語のひとつのようです。
mail.gemを直すのに、新しくプログラミング言語を習得し、初めて使うツールの学習もしなけれならないとなると相当時間がかかる上に難易度も高いので、別の方法が無いか考えることにしました。
自動生成されたコードのスタイルがめちゃめちゃであれば、それを自動整形してくれる、gofmtのようなものがあれば解決します。
そのようなRubyの自動整形ツールとしては、有名なものであればRuboCopが挙げられるでしょう。RuboCopは -a
をオプションとして渡すことで、対応しているCopについては自動で整形してくれます。
しかしRuboCopはあくまでも静的解析ツールであり、自動整形ツールではありません。自動整形の機能についても、誤動作が無いというわけではありません。
用途に合致するものがないか調べていたところ、以下のgemが見付かりました。
https://github.com/ruby-formatter/rufo
rufoはRipperという、Rubyに同梱されているRubyの構文解析器を使用してコードの整形を行ないます。なのでその整形結果に関してはある程度の信頼性があると判断してよいと考え、これを使って整形することにしました。
rufoによる自動整形を、Ragelによるコード生成の後に実行すればよいので、そのようにRakefileを書き変えると、エラーによりコード生成ができませんでした。そこでrufoを呼び出している部分を消し、変更が無い状態でもういちどrakeを実行してみましたが、同様にエラーで生成ができません。
ある時点からRakeの挙動が変わってしまい、既存のRakefileのままではコード生成ができなくなってしまっているようです。Ragelによるコード生成はそこまで頻繁に実行されるものではない(前回は2017年11月)ので、mail.gemのメンテナはこの問題に直面してないようです。
mail.gemのgemspecに記述されているrakeと、その時点でローカルで使用されているrakeの間に入ったコードのどこから挙動が変わったのかを調べる必要があります。そのきっかけとなるcommitを見付けられれば、対処法もわかるはずです。
調査したところ、v12.0.0 では成功し、 v12.1.0 では失敗することがわかりました。
https://github.com/ruby/rake/compare/v12.0.0…v12.1.0
さらに調査を進め、次のpull reqがmergeされたことにより、挙動が変わってしまったことが判明しました。
Chained extensions by pjump · Pull Request #39 · ruby/rake
これによって対象となるrlのファイル名の解決に失敗するようになったので、以下のpathmapのドキュメントを参考にして、次のpull reqを作成しました。
Set full path of the ragel source file to rake task by unasuke · Pull Request #1221 · mikel/mail
また、結果としてrake taskが正常に実行できるようになったので、前述のpull reqに依存する形で以下のpull reqを作成しました。
Reduce warnings “mismatched indentations” on ruby 2.6 by unasuke · Pull Request #1222 · mikel/mail
なんとありがたいことに、それほど時間を置かずどちらのpull reqもmergeしてもらうことができました。よかったですね。
やった!!!!!! #asakusarbhttps://t.co/5tHqN7VWuS
— うなすけ (@yu_suke1994) 2018年4月13日
case-whenでインデントが以下のようになっていないと警告が出る件についてですが、おそらく以下のcommitで有効になったようです。
ところがそれに対し、次のような報告が上げられています。
Bug #14674: New mismatched indentations warnings? - Ruby trunk - Ruby Issue Tracking System
I strongly believe that it is not Ruby’s parser job to warn us about styling, especially if there’s no strong reason to suspect that it’s a programmer error.
case-whenで1段深くインデントするのはよくあることだし、そのようなstyleのcheckはRubyのperserのやることではない、という反対意見ですね。
その報告によって次のようなcommitが為されており、結局のところcase-whenではwhenが1段深くインデントされていても警告は出ないようになっています。
$ ruby -v
ruby 2.6.0dev (2018-06-10 trunk 63625) [x86_64-linux]
$ cat test.rb
case true
when true
p 'true'
when false
p 'false'
end
$ ruby -w test.rb
"true"
よかったですね。
ここのところ毎年参加しているRubyKaigiですが、今回はhelperとして参加してきました。
RubyKaigi 2018では当日の運営のお手伝いをしてくださる方を募集しています! https://t.co/869qrPEr7Q #rubykaigi
— RubyKaigi (@rubykaigi) 2018年4月12日
helperとしての参加表明にも記入したのですが、当日はネットワーク班の一員として、参加者の皆様が会期中に快適にインターネットを使用することができるようがんばりました。
作業内容については、昨年のsorahの記事に詳しいのでそちらを参照するほうがよいでしょう。大体同じです。
RubyKaigi 2017 で Wi-Fi を吹いてきた #rubykaigi - diary.sorah
前日と最終日に関しては、多少は体力勝負な部分があることは否定できません。会場内を歩きまわって、ケーブルを回収したり機器を運搬するのは、結構大変です。汗だくになりました。
ネットワーク班で共有されていた、APへの接続数、インターネットへのトラフィック量などのダッシュボードを見ていると、人の動きが可視化されて、見ていてとても楽しかったです。
こういうイベントのスタッフとしての参加は、普段参加しているとわからないイベントの裏側で、何が起こっているのかがわかり、そしてそのイベント自体を自分達で支えているんだという実感が得られ、何とも言えない高揚感がありました。来年もネットワーク班の募集があれば、是非力になりたいと思いますが、どうなるでしょうね。あわよくばCFPが採択されることを願っていますが……
よくない点があるとすれば、helper参加する場合はシェアハウスでの共同宿泊はやめたほうがいいかな、と感じました。スタッフは集合時間が朝早く、みんなと起床・出発する時刻がずれるためです。次回もやんちゃハウスがあるとしても、おそらく僕はそっちには参加しないでしょう。
以前bugs.ruby-lang.orgに登録して停滞(?)していた、僕が投げたpatchについてコミッターであるnaruseさんに直接現状を聞いてみたところ、翌日にはmergeされていました。
このまま何事もなければ2.6.0では僕の書いたコードが動くということになり感無量です。
RubyKaigiでは、Rubyのコミッターに直接合うことができるという非常に稀有なイベントであると思います(しかも目立つTシャツを着ている)。
これからも、やっていきです。
なんかこう、あわよくば毎月僕にお金をくれる方がいたらな〜ということでやってみたかったのですが、 コンテンツを全く投稿しないというのもなんだか寂しいので、会社の日報に毎日書いているRailsとMastodonのactivityに 無責任にコメントしていくというのを投稿しておひねりを頂くことにしました。
ヤギヌマ新聞との違いは、こっちではissueやcloseされたpull requestも取り上げることです。
note.muでも同様のコンテンツを投稿しようと思ったのですが、note.muでは継続課金コンテンツは要審査かつ有料ということだったので、 今のところpixiv FANBOX限定になってます。
というわけで、よろしくお願いします。
茶箱のエスプレッソマシーンが新しくなっていたので注文してみたラテです。美味しかったです。
今までの僕の傾向だったEDM系からProgressive Houseに変えたので、死んだのでは説が流れました。生きてます。
R.I.P. チャラすけくん。
— HolyGrail (@HolyGrail) 2018年4月21日
新たな生命おめでとう、エモすけくん。 #kosendj pic.twitter.com/hETYlT4YDS
え、なにうなすけくん死んだの…. #kosendj
— あそなす (@asonas) 2018年4月21日
Slack、便利ですよね。見ない日はありません。
2017年にSlackに導入されたThread機能は、1つの話題に関する発言をまとめることができ、それが無かったころに比べて意見のふりかえりがとても容易になりました。
しかし、最近はそうでもないのかな、と思いはじめています。
Slackのthread、邪悪な気がしてきた
— うなすけ (@yu_suke1994) 2018年4月11日
ほぼこれに尽きます。
SlackのThreadは、それが存在することを見逃しやすいです。また内部でどのような会話がされているかを知るには、そのスレッド内で発言していないと(通知が来る状態になっていないと)わかりません。
あるThreadにどれだけ有用な情報が投稿されていようと、知っていたなら数秒で答えられるような問題に対して何十分も議論が続けられていようと、それが自分の気づいてないThreadでの会話であれば為す術がありません。
これは、情報共有おじさん - ローファイ日記 のjune29さんによるはてブコメントの
「自分に届かなかった情報を、そういう情報があるだろうと想像して、あらためて取得しにいくコスト」は「届いた情報を無視するコスト」に比べて圧倒的に高いので、基本は届けておいて、各自が適宜で無視、が好き。
http://b.hatena.ne.jp/entry/189105486/comment/june29
に僕の言いたいことが全てまとめられています。
辛うじて、”Also send to #channel" というチェックを入れれば、属するchannelにもう同時に投稿することはできます。しかし、これを常時ONにするというのはThreadの思想に反するので厳しいでしょう。
SlackのThread、知らん間に話伸びてるのに気づかないことが多いからやっぱり好きじゃないな
— ゆーけー / Yuki AKAMATSU (@ukstudio) 2018年4月16日
SlackのThreadでは、画像やtext snippetの投稿ができません。たとえば障害対応でThreadでの会話が始まってしまったとき、アクセスログやスクリーンショットはThreadには投稿できないので、やっぱりchannelに戻って投稿するしかありません。
ここにThreadがありますよ、ということをわかってもらうために、Thread内でもchannel全体に発信したほうがよい投稿に関しては"Also send to #channel"のチェックを入れて投稿しています。
いずれ障害や問題は解決するので、その時点でそのチャンネルはアーカイブして社内 Wiki に簡単な概要を作成する。概要には当然チャットログへのリンクを貼っておく。
最近ユビレジではじめた Slack チャンネルの新しい運用 - Diary
始めからある程度の投稿がされることがわかっている議題に関しては、最近僕は積極的にこの運用をしていくことにしています。(例として障害対応などのインフラオペレーションログ)
とはいえThreadは便利なので、これからも確実に使われていくでしょう。Threadを使う人が、このThreadの存在に気づいていない人がいる ということに気を配ることができれば、不幸な情報の取り零しも僅かなものになっていくと思います。