いつかの記事にも書いたように、この春から株式会社spice lifeで働いています。詰め込まれるような電車は今までに経験がなく辛いですが、通勤にはもう慣れ、駅で迷ったり、地図に頼ったりすることなく出社できるようになりました。
業務の内容はというと、入社する前に先輩方によって割り当てられた(軽微な?)バグを直しているところです。それが終わると、いよいよ本格的にサービスに関わっていくようです。「軽微な」と、さらっと書きましたが、おそらく先輩方にとっては軽微な修正でも、先日寺子屋に参加したばかりのひよっこである僕には十分難しく、ほぼ手取り足取りで毎日が過ぎていきます。日々が勉強で、読むべき本、読みたい本も溜まっていく一方です。まるで軽自動車で高速道路を走るような、やっとのところで追いついている感じでしょうか。
かと言って楽しくないわけではなく、例を挙げるならば社内idobataでのゆるい発言であったり、溜まっていく一方と言った本も基本的に会社負担だったり、良い椅子であったり、水などが自由に飲めたり、そもそもプログラミングに専念できたりと、恵まれた環境にいます。
それと同時に初めての一人暮らしも始まりました。短かった寮生時代も一人暮らしのようなものと言えなくもないですが、冷蔵庫も、洗濯機も、キッチンも、お風呂もすべて自分だけのものになるという事実は、家事を楽しくさせるには十分です。会社の人と食べに行くことも多いですが、自炊も下手なりにしています。いつまで続くかは分かりませんが。
一方で足りないものもまだまだ多く、例えば机がないのでご飯はまだダンボール箱の上で食べていますし、新しく買っていただいたMacBookは、今まで使っていたリュックには大きすぎます。デスクワークばかりなので運動をしようにも靴がありませんし、部屋もまだまだ片付いていません。
そして頻繁に頭をよぎるのが、「実はこれは職業体験で、もうすぐ地元に帰らなくてはならないのではないか」という考えです。電車から降りて、改札に向かうときによく浮かんできます。多分、お風呂とトイレが一緒であることが、就活の時にホテルに泊まっていた時のことを思い出させるからだと思います。それでも、杞憂だとわかっていても不安になるものです。
さて、こんな僕ですが、Railsエンジニアとしての第一歩を踏み出しました。プロジェクトへの貢献も少ないままに、名刺には「プログラマ」という肩書が書かれると思います。駆け出しとしてではありますが、5年間の高専生活を終え、念願の肩書を得ることとなりました。まだまだ若輩者ですが、みなさんどうかよろしくお願いします。
楽しかった懇親会も終わり、いよいよ皆とお別れであるという感じが強まります。これから先に同じメンバーで集まるのも極々少なくなると思うと、うるさかったあの教室もやけに恋しく、また懐かしくあります。
さて、そんな別れの場ですが、先生方、同級生みんなの盃を断ってしまい、結局お酒を飲んだのは数滴程度と場を白けさせるような行いをしたことを、少し申し訳なく思います。そしてこれからの新生活で、歓迎会などのイベントで僕がお酒を飲まないということで、気分を害される方がいるかもしれません。
しかし僕は、お酒を飲みたくはないのです。
僕の家では、父がお酒を飲みます。父は酔うと記憶をなくすタイプの人です。その姿を見ていると、僕もこうなってしまうのだろうか、という怖れがあるのです。記憶をなくすのがとても怖いのです。
また、自分の箍が外れてしまうのも怖れているのです。酔っ払うことを免罪符に、多少の行いは許されるという印象があり、その意識により自分の抑えが外れて失礼を働くことが怖いのです。
そしてこれは他人のことも含まれますが、嘔吐がとても怖いのです。嘔吐されても僕は多分何も対処できず、ただその場から逃げてしまうでしょう。というか、逃げていました。同じく自分の嘔吐もとても怖く、避けたいものです。
これらの理由により、僕はお酒を飲みません。飲みたくありません。
もちろん、一人でゆっくり自分を試し、許容量を知れば、この様な恐怖を抱く必要もないでしょうが、そのような行為さえ怖く、ただ盲目的にアルコールを避けてしまいます。また、今のところ僕の周りには、見境なく飲酒し、みっともない姿を晒すような大人はいません。
近年は、「飲みニケーション」という単語も影を潜め、社会的な付き合いでの飲酒の強制も少なくなりました。とても嬉しく思います。ただ、体質的にアルコールに弱い人ならともかく、僕のようにただアルコールが嫌いだから飲まないというのは、まだ許されている気がしません。
飲酒が喫煙ほど嫌悪感を持たれることはないでしょう。将来も成人後の飲酒習慣というものは縮小されずに根強く残るでしょう。それはお酒の成り立ちから考えると当然のことであり、消えることのない文化としてずっと継承されていくことでしょう。それでも社会は多様化が進みます。僕のようなただ嫌いだから飲酒しない、という意見も、もっと認められる日が来ることを願っています。
そして最後に、僕は父のことを嫌悪しているわけではないこと、「飲み会」という場自体にはむしろ好意的であることを伝えておきます。
この度、福井高専を卒業することになりました。
入学してからのことを振り返ってみると、実に様々な出来事がありました。1年生では、全ての元凶とも言えそうなIT研に所属したこと。2年生では、初めて進級という壁にぶち当たったこと。3年生では高専祭、メディア研と忙しくなりました。4年生ではプロコンとスポンサー長の平行作業。そして5年生では、またもやスポンサー長、就職活動、高専カンファ、そしてとても大きな壁だった卒業研究。毎年何かしら忙しく、何かしら充実した高専生活でした。
高専に入学したきっかけは、スマートフォンを触り、その上で動くアプリケーションを見て、「自分もいつかこんなように動くものを作れるようになりたい」と思ったのが始まりでした。高専のパンフレットを読み、電気電子工学科と電子情報工学科がどう違うのかで悩んだのも、遠い昔の事のように思えます。
電子情報工学科で5年間過ごし、自分の夢である「プログラマ」に近づくことが出来たかというと、春からそのような職に就くこともあり、夢が叶った、と言えるようでその一方、なにか誇れるものを作り出すことはまだ叶っておらず、まだ夢にむかっている途中かもしれません。まだ手をつけてすらいないアイデア、まだ改善点の多くあるプログラムが残っており、それに春からは仕事と、まだまだやることはたくさんあります。
僕の高専生活の多くを占めるものは2つあり、その一つが高専祭です。1、2年生は露店でカレーを売っていましたが、3年生以降は運営に関わり始めたことが理由です。夏休みは高専祭の準備のために潰れ、毎年毎年「来年は絶対高専祭実行委員なんてやるものか」と思いながら、2年連続で部門長になってしまうなど、忌々しい思い出もあります。それでも、高専祭実行委員を通して出会えた友人もあり、夜通しの作業を通じたよくわからない一体感や、最後の年では花火も観れるなど、とても楽しかったです。
そしてもう一つは、高専カンファレンスです。高専カンファレンスに関わるうちに、フォロワーは増え、福井のみではなく県外にも友人ができ、職を得るきっかけにもなるなど、良いことがたくさんありました。高専カンファレンスを開催したいという想いの中には、カンファへの恩返しがしたいという気持ちもあったかもしれません。
その他にも、特筆するに値する大きな出来事はたくさんありました。退寮、仮進級、プロコン、出火など、どれも地元の高校に進学していれば経験できないようなことです。そのうちのいくつかは経験しないほうが良かったといえるような出来事もありますが、今思い返せば楽しかったと言えるので、よしとします。
入学したときは、5年生の先輩がとても大人びて見えたものでした。賢くて、何かよくわからないことを言っていて、さすが最上級生は違うな、と思わせられました。ただ、自分が5年生になってみると、見た目が老け、ちょっとばかし知識が付いただけで、中身はというと1年生の頃からちょっとしか、いやほとんど成長していないのではないかといった感じで、とてもあの時尊敬した5年生には敵わない、ただの歳を重ねた学生です。自分のことだからそう感じるのかもしれませんが、まだまだ幼く、未熟な、尊敬には値しない人間です。卒業と言っても、要件を満たしただけのような、精神的な面で卒業に値するかと言われると達していないかもしれません。
そんな僕でも卒業してしまうわけで、せめて今まで関わってきた放送メディア研究会やIT研究会には、なにか恩返しがしたいと思いながらも、何も思いつかないという状況です。
長くなりました。論文の査読も通り、学内サーバにデータを提出したし、卒研室の掃除も終えたし、ロッカーの中身も空だし、思い残すことはありません。春からは今まで同様に、いやそれ以上に頑張ります。ありがとうございました。よろしくお願いします。
Gitのコミットメッセージの書き方は、多くのwebサイトや書籍では2行目を空行とする、と説明している。
Git ではコミットメッセージの形式に関して制約はありませんが、1 行目にコミットの全体的説明を 50 字以内で記述し、2行目は空白行とし、3行目以降に変更内容の詳細を記述するのが標準的な形式です。
Atlassian Gitチュートリアル The git commit Commandより
GitHubのOS X用クライアントでは、そもそもコミットメッセージの2行目に何かを書くことはできない。では、書くとどうなるのか。
リポジトリを新規に作成し、README.mdを作成した。そしてコミットメッセージを以下のように記述して、コミット。
プラグインか何かの働きかと思うが、2行目が注意色になっていて、あからさまな警告を感じるが、何もエラーメッセージを吐くことなくコミットできた。
そしてコミットログを表示したのがこれ。しっかり2行目も表示されている。(メルアドは隠した)
その後、2行目を記述しないコミットを同様に行ったが、問題なく出来た。
コミットログも。
GitHubではどのように見えるのか確認したところ、webではこのように表示されている。
普通のコミットメッセージはこのように。
GitHub for Macでは、すこし小さく表示されているように見える。
普通のコミットメッセージは、こう。
bitbucketでも、このように特に問題なく表示された。
このように、コミットメッセージの2行目になにか書いても特に問題はないように見受けられる……が、git logをするとおかしなことになる。
git logでoneline表示をすると、このように表示される。
2行目を記述したコミットメッセージの1行目、2行目、3行目がひとつの行に表示されている。
そこで、このように3行目が長い(2行目はそれほどでもない)コミットメッセージを記入し、onelineで表示させるとどうなるだろうか。
結果、こうなった。どうやらgit log –onelineは、コミットメッセージの初めの空行までを読み取って1行に出力する動作をするようだ。(空行をはさんだ後の文章は表示されていない)ソースコードを読んでないので推測だが。
gitのコミットメッセージの2行目に何かを書いたとして、それが何らかの不具合を引き起こすことはないと思われるが、例えば今回実験しなかったgit format-patchやgit amではどのようになるかわからない。そもそも歴史的慣習を打ち破ってまで2行目に何か書きたい需要があるとも思えない。
コミットメッセージの2行目は空けよう!
オープンデータ先進県「福井」の残念なデータに思うという記事が200ブクマを超えたこともあり、坂井市のオープンデータが残念であることは多くの人に知られたかと思います。
さて、先ほどの記事では、「坂井市の津波避難所データ」をXML形式でダウンロードしています。では、ダウンロードページに飛んでみましょう。
津波避難場所 | 福井県坂井市公式ホームページ
あれ……XML形式ではありませんね。
ブログ記事が書かれたのが2015年2月13日で、そのときはXML形式でのダウンロードが出来たようですが、坂井市のページの最終更新日時は2013年5月7日となっています。
おかしいですね
そこで、ふと気になってページのキャシュを検索したところ……
Googleによって2015年1月21日 20:24:53 GMT に取得されたキャッシュ
というものが見つかりました。(ダウンロードリンク先は404 not found)
つまり、2015年1月21日にはダウンロードできていたXMLデータが、批判記事公開後に削除されたというわけです。ですが、最終更新日時は全く変更されていません。
非難が集中したのかどうかは不明ですが、坂井市は先ほどの記事が書かれたあとにXMLデータを削除し、CSVに差し替えたにも関わらず、最終更新日時は変更しなかったというわけです。
これでは、「オープンデータが残念」以上に残念な印象を与えかねません。坂井市はせめてその旨の告知を行うべきだと思うのですが。
認証欲求が強いのではてなスターを設置することにした。
※これはこのブログのテーマ(Twenty Twelve)での方法であり、他テーマにおいても同一の方法が適用できることを保証しない。
まずはてなスターのページにログインし、ユーザー名クリックによるブログ一覧のページ下部の、「外部のブログサイトを登録する」にブログのURLを記入し、追加を押す。すると、次のようなJavaScriptが表示される。
wordpressダッシュボードの外観→テーマの編集から、header.phpを編集する。先ほど取得したJavaScriptを少し編集し、以下のようなJavaScriptをheader.phpの<head></head>
内に挿入する。
javascript
<script type="text/javascript" src="http://s.hatena.ne.jp/js/HatenaStar.js"></script>
<script type="text/javascript">
Hatena.Star.Token = 'bb7523a4f3e36d04fb1c050c6403a18d6acf6b60';
Hatena.Star.EntryLoader.headerTagAndClassName = ['h1','entry-title'];
</script>
これで、トップページに表示される記事タイトル横にはてなスターのボタンが表示される。
先ほどの変更では個別記事ページにはてなスターのボタンが表示されない。そこで、同じくテーマの編集から、content.phpを編集する。今の段階では以下のようになっている部分を編集する。
<!-- 初期状態 -->
<?php if ( is_single() ) : ?>
<h1 class="entry-title"><?php the_title(); ?></h1>
<?php else : ?>
<h1 class="entry-title">
<a href="<?php the_permalink(); ?>" rel="bookmark"><?php the_title(); ?></a>
</h1>
<?php endif; // is_single() ?>
</pre>
この部分を、以下のように編集する。
<pre class="lang:php decode:true " >
<!-- 変更後 -->
<?php if ( is_single() ) : ?>
<h1 class="entry-title"><a href="<?php the_permalink(); ?>"><?php the_title(); ?></a></h1>
<?php else : ?>
<h1 class="entry-title">
<a href="<?php the_permalink(); ?>" rel="bookmark"><?php the_title(); ?></a>
</h1>
<?php endif; // is_single() ?>
どのような変更を行ったかというと、個別記事ページでは記事タイトルがただの文字列だったものを、その記事へのリンクとなるようにした。これにより、個別記事ページのタイトルがその記事へのリンクとなり、はてなスターボタンが表示される。
crayonのハイライトなんかおかしくない???? というわけではてなスター設置したのでじゃぶじゃぶ押して下さい。
はてなスターをブログに設置するには - はてなスター日記 WordPressに【はてなスター】を設置してみる | ninnin.in -ニンニンイン- WordPressにはてなスターを設置するときに詰まるところ | .COM-POUND WordPress にはてなスターを設置 WordPressにはてなスターを設置 | 雪よりも白く 緋よりも赤く 日常@水月 Blogger版: Bloggerで「はてなスター」を表示するときのテンプレート修正
僕が初めて触ったパソコンは、TOSHIBAのdynabookだった。次に触ったパソコンは、まだIBMから製造されていたThinkpadで、そのどちらにもトラックポイントがあった。だから僕にとって、キーボードの中央に鎮座する、あの赤の突起はとても馴染み深いものだ。にも関わらず、そもそもトラックポイントがあるキーボードは少なく、それから何年もの間はカーソルを動かすのにはマウスやタッチパッドを使っていた。
そんな時にfacebookでTEX Yoda keyboardを見た時には、懐かしさや色んな感情が溢れてきて、すぐさま購入を決意した。 が、MassDropからの購入とはいえ、あまりにも高価だったので二の足を踏んでいたところ、ある方に一時的に支払ってもらい、手に入れることができた。ありがとうございます。
さて、このTEX Yoda keyboardは、自分でハンダ付けをして組み立てなければならない。手順はMassdropにも書かれているが、こっちでも写真を使って説明していこうと思う。(撮影 @The_Miserable 画像はクリックすると大きくなりすぎる)
必要な工具は、はんだごて、はんだ、ドライバーくらいで、LEDの足を切るならニッパーも必要だろう。
箱に写っているキーボードは別の製品だろうか。
まずは本体部分を分解していく。メインの基板、マウスクリック担当の基板、黒いアルミの板、アルミフレーム、裏の基盤カバーに分かれると思う。
Cherryスイッチを、黒いアルミ板に上からはめていく。この時、cherryスイッチの足が曲がっていたら真っ直ぐに伸ばしておく。クリック担当部分にも、小分けになった袋の中にはめ込むための板が入っているので忘れない。
基板をはめて、はんだ付けをする。足が全ての穴に嵌っているか確認しながらはんだ付けをする。この時にLEDを付けたいなら付ける。このLEDは、fn + enterで右下隅部分のキーを矢印キーの役割にさせるモード判別の役目を果たす。僕は付けなかった。付けたほうがいいと思う。
はんだ付けをする。
はんだ付けをする。
アルミの土台に、トラックポイント基板をネジ止めする。トラックポイント部品の先端部分は大きくなっており、このままでは基板取り付け時に干渉するので外す。
はんだ付けした基板をアルミの土台に固定する。この時、配線を忘れないようにする。ここのねじ止めが奥まったところにあるネジ穴にネジをはめなければいけないため、ピンセットがあると便利。
キートップを取り付けていく。大きめのキーに付いているスタビライザーは、キートップが嵌めこまれた時に「奥になっている方」に「隙間が大きい方」が来るよう取り付けなければならない。間違うと、キーが戻ってこない。言葉での説明が難しいので、写真で説明する。あと、金属軸?は写真だと先にキーボードに付けているが、実際はキートップにつけるのが先。
あらかたキーをはめ終えたら、説明書を参考に、裏面のDIPスイッチで好みのキー配列にする。自分は1、3、4、6をONにした。
なかなかよい。音に関しては、動画を撮ったが、実際にはこの動画ほどうるさくないように感じる。が、実際に聞いてみないとわからないものだ。Cherry赤軸の感想としては、タッチが軽く、指の疲れはあまりない。一番下まで押し込まなくても反応するのは、意識してキーを押すときに底打ち音を出さずに済んでよい。G、H、Bのキーを押すときに、指がトラックポイントに当たることがある。この記事もこのキーボードで書いているが、今までのキーボードと違い、音が心地よいので気持ちがいい。
いい買い物をしたと思う。
TEX Yoda Keyboardが届いた - 良いあそなすちゃん TEX Yodaが届いたので使い始めた UKSTUDIO
前回記事TEX Yoda Trackpoint Keyboardを買ったを書くときに、多くの写真を加工することになった。
スマートフォンで撮影した写真には、exif情報として、撮影地の緯度経度などが記録されていることが多い。そういう写真をブログに載せるときは、一応exif情報を削除している。まあ僕の個人情報になんの価値があるかはわからないが、自衛のためだ。
また、クリックした時に画面に収まりきらなくなるほど拡大されることもあるので、リサイズもすることが多い。(それでも前回記事は大きすぎた)
そういうときに使うツールが、jheadとimagemagickだ。jheadでexif情報の削除を行い、imagemagickで画像のリサイズをする。(imagemagick単体でもexifの削除はできる) “`shell $ jhead -purejpeg hoge.jpeg #exif情報の削除 $ convert -geometry 50% hoge.jpeg smallhoge.jpeg #画像を半分の大きさに縮小
$ convert -geometry 50% -strip hoge.jpeg smallhoge.jpeg ”`
で、なにを思ったか、これをRubyで書いてみようと思った。
#!/usr/bin/ruby
#ceifpar
#conceal(clear) exif info from photo and resize it.
require 'optparse'
#require 'rugygems'
require 'rmagick'
#require 'mimemagic'
def is_jpeg? filepath
if File.extname(filepath).downcase =~ /jpe?g/ then
return true
else
return false
end
end
#example for resize ratio format
# "1/2" , "0.5" , "50%" -> 0.5
def normalize_ratio str
#fraction
if str.include?("/") then
rat = str.partition("/")
ratio = Rational(rat[0].to_f , rat[2].to_f).to_f
#percent
elsif str.include?("%") then
ratio = str.to_f / 100
#decimal
else
ratio = str.to_f
end
return ratio
end
params = ARGV.getopts('r:')
ARGV.each{ |arg|
if is_jpeg?(arg) then
#open image
img = Magick::ImageList.new(arg)
#resize image
img.resize!(normalize_ratio(params["r"])) unless params["r"] == nil
#delete exif
img.strip!
#output image
dst = File.basename(arg)
dst[/\./] = "-dst."
img.write(dst)
else
warn "#{arg} is not jpeg image."
end
}
warn "No input image." if ARGV.size == 0
動作には、imagemagickとrmagickが必要となる。
事前にimagemagickとrmagickのインストールをしておく必要がある。
#exif情報を削除し、画像を半分の大きさにリサイズ
$ ruby ceifpar.rb -r 1/2 hoge.jpg
$ ruby ceifpar.rb -r 0.5 hoge.jpg
$ ruby ceifpar.rb -r 50% hoge.jpg
#exif情報の削除のみを行う
$ ruby ceifpar.rb hoge.jpg
-rオプションに続く小数、分数、パーセントに応じてリサイズする。-rオプションがない場合は、exif情報の削除のみを行う。出力画像はカレントディレクトリに元ファイル名-dst.jpgという名前で保存される。
まあこんなもんはどこの誰もが考えることで、そもそもshell scriptで書けば一番手っ取り早いし、同じことをするプログラムなんてものはもう既に世の中に数えきれないほどある。いわば、ただの車輪の再発明だ。
それでも作った理由は、まず1つが「勉強になるから」である。Rubyを書いた経験は短いので、とにかく色々なものを作って、文法を体で覚えたり、解決策がどこにあるのかを見つけることが大事だ。このプログラムを書くのに、Rubyの公式リファレンス、RMagickの公式リファレンス、その他いろんなブログを見て回った。
2つ目が、「自分に合うものを作りたい」である。そうやっていろんな人が作った世に出回っているツールのやり方が、自分には合わないことが多い。いちいち-purejpgなんていうオプションを覚えたくないし、むやみにソフトウェアをインストールするのもあまり好まない。この程度の作業なら、自分で作ってしまえば動作は隅から隅まで把握しているし精神衛生上よい。
そもそも車輪の再発明とか言ったら、プログラミングの練習課題として出される素数判定とかはどうなんだと思う。あんなのわざわざ実装しなくたって素数判定メソッドとかあるし、全く無駄だということになる。俺が1年生の時に素数判定のプログラムで悩んだ数ヶ月はまったくの無駄なんだ。あの数ヶ月を返せ。
とりあえずREADMEを書きたい。あとは出力先ディレクトリ、名前指定とかだろうか。まあでも、自分しか使わないだろうしこのままでもいい気がしないでもない。
1位 5088views MacでC/C++を書いてコンパイルするなら?(授業の課題程度) 2位 3228views Brewfileで管理するのはもうオワコン 3位 2940views Slackにアカウントをつくるまで 4位 2520views JavaのSocketを用いたテキスト、ファイルの送受信 5位 1835views Linuxでandroidの音楽管理
1位 12049views ubuntu13.10とWindows8(8.1)のデュアルブートで悩まされたいくつかの問題 2位 5088views MacでC/C++を書いてコンパイルするなら?(授業の課題程度) 3位 4582views OpenCVで顔認識 4位 3257views XcodeでOpenCV始めると大変 5位 3228views Brewfileで管理するのはもうオワコン
月 | アクセス数 |
---|---|
1月 | 2,288 |
2月 | 2,220 |
3月 | 3,536 |
4月 | 4.951 |
5月 | 4,643 |
6月 | 4,060 |
7月 | 4,081 |
8月 | 5,615 |
9月 | 4,455 |
10月 | 5,986 |
11月 | 5,396 |
12月 | 4,939 |
合計 | 52,170 |
デュアルブートの記事に根強い人気を感じます。あとOpenCV。これは以前使っていたMacPortsで導入したものなので、今どきの流行りではないですがやはり伸びています。Brewfileの記事は、はてなブックマークのお陰で閲覧者数が一気に伸びました。Slackも、導入記事はその当時見なかったのでアクセス数が伸びました。今でも「slack 導入」でググると1ページ目に出てきます。
集計は全てjetpackによるものです
2013年を振り返ってで述べたiOSの記事は、実は下書きに2記事ほどあるのですが、うだうだしているうちにSwiftが登場したので没にします。いつか書く日が来るかもしれません。
個人的に決めていた、「1ヶ月1記事以上」という目標を達成できてよかったです。そのおかげかどうか、3月からは1日の訪問者数も毎日100回は超えていました。
今年も「1ヶ月1記事以上」を目標にブログを書いていこうかと思います。よろしくお願いします。
usbメモリにubuntuを入れ、uefiブートが出来るようになったらいいなと考える。 UbuntuTips/Install/UEFI - Ubuntu Japanese Wikiを参考にするも、grubが立ち上がらない。 窓の外には: How To UEFI and BIOS Bootloader on USB Flash Drive UEFIBooting - Community Help Wiki これらを参考に奮闘するも、うまくいかない。 USBインストーラのboot領域をコピーするという案を試すも、上手くいかず。
そうこうしているうちに母艦側のブートローダーを飛ばしてしまったらしく、母艦側OSが起動しない。 母艦側LinuxMintをubuntuに差し替えインストールするも、ブートローダーは起動せず。 FedoraをDVDから起動させようとするも、起動せず。 boot-repairはubuntuのLiveDVDから起動すると起動が途中で止まる。
boot-repairのCDイメージを焼くも、「uefi環境で使うならUnetbootin使え」と怒られる。 ubuntu LiveDVDからunetbootinでUSBメモリに焼こうとするも、メモリがなんかおかしくてフォーマットが出来ない。 別のUSBメモリで試すも、boot-repair起動後は同じメッセージが出てくる。 unetbootinで焼いたFedora、起動せず。 Super Grub2 Diskを作成し、HDDにインストールしたubuntuを起動させる。 起動したubuntuで以下のコマンドを実行。
$ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
$ sudo grub-install /dev/sda
これで母艦側は修復完了。