うなすけとあれこれ

2015年03月16日

卒業

祝卒業確定

この度、福井高専を卒業することになりました。

入学してからのことを振り返ってみると、実に様々な出来事がありました。1年生では、全ての元凶とも言えそうなIT研に所属したこと。2年生では、初めて進級という壁にぶち当たったこと。3年生では高専祭、メディア研と忙しくなりました。4年生ではプロコンとスポンサー長の平行作業。そして5年生では、またもやスポンサー長、就職活動、高専カンファ、そしてとても大きな壁だった卒業研究。毎年何かしら忙しく、何かしら充実した高専生活でした。

高専に入学したきっかけは、スマートフォンを触り、その上で動くアプリケーションを見て、「自分もいつかこんなように動くものを作れるようになりたい」と思ったのが始まりでした。高専のパンフレットを読み、電気電子工学科と電子情報工学科がどう違うのかで悩んだのも、遠い昔の事のように思えます。

電子情報工学科で5年間過ごし、自分の夢である「プログラマ」に近づくことが出来たかというと、春からそのような職に就くこともあり、夢が叶った、と言えるようでその一方、なにか誇れるものを作り出すことはまだ叶っておらず、まだ夢にむかっている途中かもしれません。まだ手をつけてすらいないアイデア、まだ改善点の多くあるプログラムが残っており、それに春からは仕事と、まだまだやることはたくさんあります。

僕の高専生活の多くを占めるものは2つあり、その一つが高専祭です。1、2年生は露店でカレーを売っていましたが、3年生以降は運営に関わり始めたことが理由です。夏休みは高専祭の準備のために潰れ、毎年毎年「来年は絶対高専祭実行委員なんてやるものか」と思いながら、2年連続で部門長になってしまうなど、忌々しい思い出もあります。それでも、高専祭実行委員を通して出会えた友人もあり、夜通しの作業を通じたよくわからない一体感や、最後の年では花火も観れるなど、とても楽しかったです。

そしてもう一つは、高専カンファレンスです。高専カンファレンスに関わるうちに、フォロワーは増え、福井のみではなく県外にも友人ができ、職を得るきっかけにもなるなど、良いことがたくさんありました。高専カンファレンスを開催したいという想いの中には、カンファへの恩返しがしたいという気持ちもあったかもしれません。

その他にも、特筆するに値する大きな出来事はたくさんありました。退寮、仮進級、プロコン、出火など、どれも地元の高校に進学していれば経験できないようなことです。そのうちのいくつかは経験しないほうが良かったといえるような出来事もありますが、今思い返せば楽しかったと言えるので、よしとします。

入学したときは、5年生の先輩がとても大人びて見えたものでした。賢くて、何かよくわからないことを言っていて、さすが最上級生は違うな、と思わせられました。ただ、自分が5年生になってみると、見た目が老け、ちょっとばかし知識が付いただけで、中身はというと1年生の頃からちょっとしか、いやほとんど成長していないのではないかといった感じで、とてもあの時尊敬した5年生には敵わない、ただの歳を重ねた学生です。自分のことだからそう感じるのかもしれませんが、まだまだ幼く、未熟な、尊敬には値しない人間です。卒業と言っても、要件を満たしただけのような、精神的な面で卒業に値するかと言われると達していないかもしれません。

そんな僕でも卒業してしまうわけで、せめて今まで関わってきた放送メディア研究会やIT研究会には、なにか恩返しがしたいと思いながらも、何も思いつかないという状況です。

長くなりました。論文の査読も通り、学内サーバにデータを提出したし、卒研室の掃除も終えたし、ロッカーの中身も空だし、思い残すことはありません。春からは今まで同様に、いやそれ以上に頑張ります。ありがとうございました。よろしくお願いします。

2015年03月16日