これは自分用備忘録です。
/Library/Input Methods/AquaSKK.app/Contents/Resource/kana-rule.conf
を ~/Library/Application Support/AquaSKK/kana-rule.conf
にコピーする~/Library/Application Support/AquaSKK/kana-rule.conf
の末尾に以下を追記する (EUC-JPである1ことに注意)!,!,!,!
?,?,?,?
元記事で書かれている ~/Library/AquaSKK/kana-rule-list
とは何で、現在はどうなっているのでしょうか。調べてみました。
※ 以下記述はインターネット上の記述から僕が理解した内容で、憶測を含むため間違いが含まれている可能性が大です。当時を知っていて間違いに気付いた方は正しい歴史を教えてください……
まず当初、AquaSKKはText Services Manager2を利用したソフトウェアで、この時点での設定ファイルは ~/Library/AquaSKK
に置く3ようになっていました。
後にMac OS X 10.5 (Leopard)で導入されたInputMethodKit4 (以下IMK)を使った実装では、設定ファイルは ~/Library/Application Support/AquaSKK/
に置く5ようになりました。
冒頭で言及した記事が書かれたのは2008年11月12日ですが、AquaSKKのIMK対応が開始されたのが2007年12月15日、IMK対応のコードがSVNリポジトリにコミットされたのが2008年6月26日です。(以下ChangeLogより)
https://ja.osdn.net/projects/aquaskk/scm/svn/blobs/head/aquaskk/trunk/ChangeLog
そして、IMK版対応の中で、2008年8月3日に移行スクリプトが作成され、この内容から ~/Library/AquaSKK/kana-rule-list
に書いていた内容は ~/Library/Application Support/AquaSKK/kana-rule.conf
に書くようになったことが推測できます。
https://ja.osdn.net/projects/aquaskk/scm/svn/commits/15
この移行スクリプトは2015年に削除されました。
https://github.com/codefirst/aquaskk/commit/da2ad5c264e7d9b91c4c9c4e015cb2db8a2a87c5
https://ja.osdn.net/projects/sourceforge/wiki/potm_0811_AquaSKK
kana-rule.conf
の文字コードについて注釈を追加記載する文字種によって保存する文字コードが EUC-JP
以外になる場合があります。 https://twitter.com/tobetchi/status/1722908547045019681 ↩
https://web.archive.org/web/20040407002805/http://developer.apple.com:80/documentation/Carbon/Conceptual/UnderstandTextInput_TSM/index.html ↩
https://moch-lite.hatenadiary.org/entry/20090116/p1 の 「TSM版の設定ファイルは以下にあります。」より ↩
https://moch-lite.hatenadiary.org/entry/20090116/p1 の 「Imk版の設定ファイルは以下になります。」より ↩