久々に自分がReleaseしたので、なにが入ったのかを軽くまとめます。
debug logにどのactionによる実行なのかを表示するものです。descriptionに貼ってあるlogを見るとわかりやすいですね。
check_package_is_installed
calling when package version is not specified by pocke · #314package
resourceにおいて、そのresourceのversionが指定されていない場合には不要となる処理を実行せずfast returnすることによって処理の高速化を図るものです。具体的には。installするactionにおいては、versionが指定されていない場合にはどのversionが存在するかの確認はしなくていいですし、removeするactionにおいてはinstallされているかどうかのみ確認すればよいだけです。
patch authorによるbenchmarkでは1.3倍高速になったとか。
git resourceにおいて、git rev-list
の最初行を取得するのではなく、git rev-parse
の結果を使用するように変更するものです。無駄な出力をさせなくてよくなり、実行速度も少し向上するようです。
SSH時の設定について、 StrictHostKeyChecking
が no
に設定されている場合にはその設定値を削除し、代わりにverify_host_key
を :never
に設定するものです。
net-ssh gemの v6.0.2 において ArgumentError: invalid option(s): strict_host_key_checking
が出てしまったことからいただいたpull requestではあるのですが、itamaeが依存しているSpecinfra側で対応がされたため、こちらでは特に対処しないこととしました。
基本的に僕のレスが遅れがちでちょっと申し訳なさがあります。そして6月もリリースする予定です。